古い本の臭いを取り除くベスト方法!実際のテスト結果

お役立ち

皆さんは古本を購入することはありますか?

ブックオフなどの大型書店では気軽に多くの本が探すことができ、インターネットの書店や、Amazonマーケットプレイス、Yahoo!オークションなどでの古本取引も大変便利です。

ただ、購入した古本から強いタバコの臭いやカビの臭いがした経験はありませんか?

外見は綺麗でも、臭いが気になることはよくあります。

今回は、古本のタバコやカビの臭いを除去する方法を紹介し、実際に試した結果をランキング形式でお届けします。

 

古本消臭の前処理

消臭を始める前に、本の表面を掃除しておくことが大切です。拭き取ると意外なほどの汚れが落ちることがあります。

この汚れはしばしばタバコのヤニが原因で、これを取り除くことが臭い対策につながります。

まず、本のカバーが光沢のあるコーティングされているかどうかを確認してください。

コーティングされている場合は、水で薄めた中性洗剤を使って表面を拭き、汚れを落としてください。

タバコのヤニが付着している場合、これできれいにすることができます。

しかし、表面にコーティングがされていない紙の質感をそのままにしている場合は、中性洗剤で拭くとシミになるので注意が必要です。

以下で紹介する消臭方法をそのまま試してみてください。

 

古書の臭い除去法トップランキング

古書のにおいは、非常に気になるものからほんのわずかなものまで、様々です。以下に紹介するトップランキングを参考に、異なる方法を試してみてください。これらはすべて、私自身が試したものです。

5位:お茶の葉とコーヒーグラウンド

お茶の残りかすや使い終わったコーヒーのグラウンドを使用しました。

この方法を試す場合は、完全に乾燥させることが重要です。

湿った状態で使うと、湿気が本に移ってしまうからです。期待したほどの効果は見られず、特にコーヒーの場合、乾燥後も独特のにおいが残り、本の臭いと混ざってしまい、あまり効果的ではありませんでした。

必要なもの:

– お茶の葉かす、コーヒーグラウンド
– ビニール袋

消臭方法:

– お茶の葉かすやコーヒーグラウンドを完全に乾燥させた後、ティッシュで包んだり小箱に入れたりして、本と一緒にビニール袋に封をします。

 

4位:外気にさらす

晴れた日に本を開いて外に出し、風を通す方法です。

実際に試した結果、消臭効果はそれほど高くありませんでした。

風がページの間に完全に届かないため、臭いを減らすのが難しいです。しかし、風を通すことで気分的にはさわやかになります。

必要なもの:

– 本を開いた状態で保持するための重し
消臭方法:
– 直射日光を避け、風通しの良い場所に本を開いて置くだけです。時折、ページを変えたり、パラパラとめくると良いでしょう。

 

3位:重曹

重曹は清掃に広く使用されていることからその効果は確かです。

特に臭いが強くない場合は、重曹での消臭が効果的ですが、粉末状のため取り扱いには少し注意が必要です。

必要なもの:

– 重曹(ドラッグストアで購入可能)
– ビニール袋

消臭方法:

– 重曹を本と一緒にビニール袋に入れて消臭します。重曹が直接本に触れないようにティッシュに包んだり小箱に入れると良いです。本はできるだけページを開き気味にすると内部の消臭にも効果的です。

 

 

2位:市販の消臭剤

市販の消臭剤、特に置き型の大型モデルを使用したところ、効果が確認できました。

重曹の粉末とは異なり、これは設置するだけで手間がかかりません。ただし、液体の消臭スプレーなどは本にダメージを与える可能性があるため、使用は避けた方が良いです。

また、消臭剤は無香料を選ぶことが重要です。香りが付いたものを使用すると、本の臭いと混ざり合ってしまい、かえって不快な臭いがすることがあります。

必要なもの:

– 無香料の市販消臭剤
– ビニール袋

消臭方法:

– 重曹を使用した時と同様に、本と消臭剤をビニール袋に入れて密封します。できるだけページを少し開いておくと、中まで消臭効果が広がりやすくなります。

 

1位:新聞紙法

多くの方法を試した中で、特に内部の臭いが気になる場合に最も効果的だったのが新聞紙を使用する方法です。これが私の試した中で最も効果的で、強くおすすめします。

必要なもの:

– 新聞紙
– カッターやはさみ

消臭方法:

– 軽い臭いの場合は、本を新聞紙でしっかりと包んで置いておきます。臭いが残る場合は、新しい新聞紙で再度包み直します。ただし、これだけではページ内の臭いは完全には取れません。
– 臭いが強い場合、または本を開いたときの臭いが特に気になる場合は、新聞紙を本のサイズにカットし、ページごとに挟む方法が効果的です。全ページに挟むことをおすすめします。挟む新聞は本より少し大きめにすると良いでしょう。
– 最後に、全体を新聞紙で包み、数日間放置します。その後、新聞紙を取り出し、臭いを確認してください。本の臭いが新聞紙に移っていることがわかるはずです。
– この方法は繰り返し行うことで、より効果を高めることができます。

新聞を選ぶ際は、新しいものの方が臭いをよく吸収するため、できるだけ新鮮な新聞紙を使用することを推奨します。

長期間放置された古い新聞は周囲の臭いを吸収してしまっているため、効果が低下する可能性があります。

 

古本消臭時に避けるべき方法

古本の臭いを取る際、効果が逆効果になることがある方法を避けることが大切です。

スプレー式消臭剤の使用

スプレータイプの消臭剤は、その水分が原因で本に直接スプレーすると、本が損傷したりシミができることがあります。

直接本にスプレーするのは避け、代わりに新聞紙や別の紙にスプレーしてから使用することをお勧めします。

 

香りで隠す方法

香りを利用して臭いをごまかす方法も推奨されません。

例えば、お気に入りの香水やポプリ、柔軟シートを使うことが考えられますが、元の臭いと混ざり合ってしまい、結果的により悪化させることがあります。

臭いがある程度取れた後ならば試す価値はありますが、最初からこの方法は避けた方が無難です。

 

古本のカビやタバコの臭い対策のまとめ

古本の臭いの程度はどうですか?

– 軽い臭いの場合:

– 重曹
– 市販の消臭剤
– 新聞紙

 

– 強い臭いの場合:

– 新聞紙

これらの方法を試してみてください。特に新聞紙は、家にあるものでコストもかからず効果的です。あなたに合った古本の消臭法を見つけ、これからも本を楽しむために活用しましょう。

 

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