七五三、神社へ行く必要がある?服装や手順、持ち物やマナーは?

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お祝いごと

初めて七五三を経験される方は、当日の服装や持ち物、作法など気になるかもしれませんね。
当日、できるだけリラックスして迎えることができるように、必要なことをまとめてみました。

あわせてそもそもなぜ神社へ行く必要があるかも記載しています。
ご参考にしていただけると嬉しいです。

 

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七五三の神社でのお参りの理由

七五三は、子どもの成長を祝う重要な行事で、子供が無事に7歳まで育ったことを神様に感謝し、これからの健康と幸福を祈願するために神社でお参りします。

この習慣は、かつて子どもの死亡率が高かった時代に、「7つまでは神のうち」と言われ、神様のもとにいるとされた子どもが7歳まで生き延びた際に、その感謝の意を表すために始まりました。

また、七五三を神社で行うのは、その地域を守る氏神様が神社にいるとされているためです。

通常、家族は自宅から近い神社でお参りをしますが、最近では神社の神主が不在であることもあり、近くの神社でなければならないという制限は少なくなっています。

毎年11月15日に行われるのは、旧暦で霜月の十五夜にあたるこの日が、収穫を祝う日として適しているとされたからです。

しかし現代では、忙しい家庭が多いため、10月中旬から11月上旬にかけてお参りができるようになっている神社も増えています。

 

七五三の神社参拝に持っていくべきアイテムリスト

七五三の日は、お子さんが初めて着る着物での移動が難しく、気分が悪くなることも考えられます。そのため、神社参拝に便利なアイテムをリストアップしました。

 

初穂料(のし袋) 神社でのご祈祷には、新札を入れたのし袋を準備しておきましょう。
履き慣れた靴 草履に慣れていない場合は、神社内でのみ着用し、他の時間は普段使いの靴に切り替えることを推奨します。
替えの洋服 着物は動きづらいため、参拝後には楽な洋服に着替えられるようにしてください。
タオル 帯が緩んだ際には、帯と着物の間に挟んで修正できます。
洗濯バサミ 着物が濡れないように、裾やたもとを留めるのに役立ちます。
ヘアピン 髪型が乱れた時のために持参しておくと安心です。
ばんそうこう 鼻緒ずれの際の応急処置に使えます。
お菓子・飲み物 お子さんの機嫌を取るため、手軽に食べられるスナックや飲み物を用意しましょう。
シールブック・絵本 待ち時間にお子さんが退屈しないように、静かなおもちゃや本を持参すると良いです。
ジッパー付きの袋 使用した小物や濡れたアイテムを入れておくために便利です。
暑さ対策グッズ 暑い季節にはハンディファンや保冷剤を用意して暑さから守りましょう。
寒さ対策グッズ 冷える季節には、カイロやひざ掛けを持って寒さ対策をしてください。

これらのアイテムを用意することで、七五三の日を快適に過ごせるでしょう。

 

 

 神社訪問の際のマナーと注意点

①事前にトイレを済ませる

特に小さな子どもを連れての神社訪問では、事前にトイレを済ませることが推奨されます。神社のトイレは限られており、特に混雑する時間帯には利用が難しいことがあります。また、着物を着ているとトイレが使いづらくなるため、着付け前にトイレを済ませておくことが望ましいです。

 

 ②適切な靴を選ぶ

草履は普段履きなれないため、子どもにとっては歩きにくく、転倒や怪我の原因となることがあります。移動時には履き慣れた靴を使用する、または事前に草履での歩行を練習させることが有効です。

 

 ③初穂料を用意する

神社での祝詞やお祓いには初穂料が必要です。この初穂料は神社によって異なるため、訪問前に必要な金額を確認しておくと良いでしょう。

 

 ④適切な服装を心がける

神社によっては参拝者が着物を着用していることが望ましい場合もありますが、一般的には派手過ぎず、かつカジュアル過ぎない服装が求められます。子どもが主役の七五三では、親は控えめで格式ある服装を選ぶことが望ましいです。父親はスーツとネクタイ、母親はジャケットとスカート、またはワンピースが適切です。

 

 

七五三の神社参拝時の注意点

七五三では、お子様の成長を祝うために神社でお祓いを受ける他に、お賽銭を入れて参拝することも一般的です。どちらの方法を選ぶにせよ、参拝の際には適切な手順とマナーを守ることが重要です。以下に、神社での参拝方法について詳しく説明します。

 

①鳥居の通り方

神社に訪れる際は、鳥居を通る前に服装を整えることが大切です。鳥居から参道を歩くときは、真ん中を避けて脇を歩くのが礼儀です。これは真ん中が神様の通り道とされているためです。

 

②手水舎での清め方

参拝前には手水舎で手と口を清めて心身を浄化します。右手で柄杓を取り、左手を清めた後、柄杓を左手に持ち替えて右手を洗います。水で口をすすいだ後、柄杓を使って左手を再度洗い、柄杓を元の位置に戻す前に柄を清めて終えます。

 

③参拝の流れ

神殿での参拝は、直接中央に立つことは避け、少し横にずれて行います。賽銭を静かに箱に入れ、その後「二礼二拍手一礼」の形で敬意を表します。この際、丁寧なお辞儀と拍手が求められます。

 

④お祓いを受ける場合

お祓いや祝詞を依頼している場合は、手水舎で清めた後、社務所に直接申し込みをします。

 

⑤神社を後にする際

神社を退出する際は、鳥居まで戻ったところで一旦立ち止まり、本殿方向に向かって深くお辞儀をしてから退場します。

 

 

まとめ

このガイドでは七五三の準備、服装、そして参拝時のマナーについて解説しました。神社へのお参りがなぜ重要かについても触れ、お子様の大切な日を無事に迎えるためのポイントをご紹介しました。参拝当日は、お子様の体調管理に留意し、思い出深い一日を過ごしてください。

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